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これは、模擬国連国立研究会(略して”くにけん”)の07年前期会議の様子をお送りするためのBLOGです♪
ライターはICU2年のこもりゃ&外大1年のエミリーです☆
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2007/06/02 (Sat) 01:57
模擬国連は何をする場所??

こもりゃ

さてさて、先ずは小話から。

不肖こもりゃはICUという洗脳機関(大学)に行ってます。
ここで1年目に教わる理念の一つに「Critical Thinking」というものがあります。

端的に言えば、物事に対して批判的(否定的、という意味合いではなくLogicalにCritisizeって感じ)に見ろってこと。

で、さっそく前回の勉強会で議長が言っていた話をCriticalに考えて見ましょう。

議長の発言要旨
”模擬国連の会議において、実際の決議より「悪い」決議が出ている場合が多い。これは各国が自国の国益ばかりを追求した結果ではないか? もっと問題を解決しようという意思をもって問題に取り組むべきである” 1)模擬国連って何する場所?
まず、第一に「模擬国連」とは何をする場所なのでしょう?

端的に説明しろ、といわれたら「国連で行われている会議を、一人一国の大使としてシミュレートする」という説明が適当かと思います。
(もちろん、これは概要を説明しただけであって、本質とか価値の話ではありません)

「模擬=シミュレート、模倣」という単語を見ても分かるとおり、模擬国連とは一種の模倣行為です。ですが、シミュレートであるということがそのまま「実際の会議と同じ結論にたどり着かなければいけない」という主張にはなりません。
シミュレーションした結果、違う結果になったのであればそれは何かその会議を構成する要素・要因に違いがあった結果なのです。逆を言えば、違いが出るのは当然ともいえるでしょう。

2)なんのための模擬国連??
さて、ここで問題となってくるのは「模擬国連で”良い”決議を採択することは模擬国連の目的であるか?」という問題です。
模擬会議の結論が実際の会議のそれと違うものになっても構わないのだとしたら、例えば個々人の「世界を良くしたい、平和にしたい」という考えに基づいた結論も模擬国連的には許容できる、と言うことが出来るでしょう。
(ここでは、実際の会議と違った要素=個々人の意識の違いと考えた場合を指す)
ですが、それは模擬国連本来の目的なのでしょうか??
なんのための模擬国連なのか??
その疑問を考えるのも模擬国連の醍醐味かもしれませんね

3)議長の発言に対する批判

・「悪い」決議
まず、議長の行っていた「悪い」決議とはどのようなものなのでしょう?
それは内容的に実際に採択されたものより「後退」している、ということでしょうか?
だとして、「前進」している決議であれば「良い」のでしょうか?
良いとして、誰にとって?

仮に今回の会議で「イスラエルはパレスチナの領地より撤退し、両者は完全に和睦する」という主旨の決議が採択されたとします。
それは「前進」した決議といえるかもしれません。
しかしそれは「良い」決議なのでしょうか?
もしかしたらイスラエル国内で反発デモが起き、さらに混沌とした状態になるかも知れません。その結果イスラエルが核を・・・・・

可能性の話かもしれませんが、何が「良い」などと言うことが出来るのでしょうか??

・問題を解決しようという意識を持って取り組むべき
さて、これも引っかかる部分です。
なぜなら、仮にイスパレ問題に全く興味の無い国がいたとして、その国の大使役を務める人は「問題を解決しようという意識を持って」会議に参加する「べき」なのでしょうか?

「興味が無い」という点を含めて「模擬」するのが模擬国連なのではないでしょうか?
もし「本当だったら自分の国はPLOを認めていないけど、問題を解決するためにも認めよう!」などと一国の大使が発言したとしたら、それは模擬国連としては「正しい」のでしょうか??

これは先ほど提示した「なんのための模擬国連??」という点にも繋がると思います。問題を解決したいばかりに、全く架空の設定、主張を持ち出すのは「模擬国連」の枠組みの中でやることなのでしょうか?

だとして、模擬国連とは何をするサークルなのでしょうか??



ライターとしての意見を言わせてもらえれば、模擬国連は「悩む」ためのサークルです。模擬国連をやっていても、世界は平和になりません。
ですが、自分の見聞を広め、実際の国際社会に存在するどうしようもないような対立などを知ることによって「悩む」ことは出来ると思います。

そして、悩み考えることこそ学生の本分なのではないでしょうか?
この記事にちりばめた沢山の「?」を、ぜひとも自分自身で考えてみてください。

こもりゃ


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