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これは、模擬国連国立研究会(略して”くにけん”)の07年前期会議の様子をお送りするためのBLOGです♪
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2007/06/07 (Thu) 12:58
1stM 【前編】議論のための議論は十分か?

第1会合で行われた「議論のための議論」。安全保障をイスラエル軍の撤退より先に扱うと決めたこの”合意”だが、その脆弱さは砂上の楼閣だ。

第1会合での合意に関して、前後編でお届けする。

前編)議長裁量は適切だったか?

後編)あの合意は「紳士協定」か?
【前編】議長裁量は適切だったか?

「はい、それでは議長権限に基づいて、USA案とPLO案のいずれで今後の議論を進めるか、投票を行います。反対の人はいませんか? これは手続き事項なので棄権はできません」

スイス大使によるインフォーマルのリミット提案の後、議長は明らかにあせっていた。早口の説明の後、投票行動のプロシージャーが進む。

「Its seems crealy majority」

議長が行ったのは何だったのか?
確かに投票行動を進める口上は耳なじみのものだ。だが、それが行われたのは公式会合ではなく非公式会合だ。
非公式会合で行われた突然の投票行動、これに戸惑った新入生も少なくないはずだ。

あの時、議場には「投票で決めよう」という合意はあったのか? そして、全員がそのときに何が決まるのかを理解していたのか? 疑問は耐えない。

【議長裁量って何?】
議長の言った「議長裁量・権限」とは、会議進行を円滑にする目的のために、正規の手続きではない事柄を決定することのできる議長の権限、裁量権である。たとえば特定の語句の説明にディレクを議場に招いたり、NGOのスピーチを認めたり、というものである。

何を議長裁量の範囲とするかは決まっていないので、つまりは議長裁量とは手続き事項の穴を埋めるための手段なのである。もちろん、そうすると問題も起こる。そのために一般的にPoint of Orderと呼ばれる動議が議長裁量に対する異議申し立てに使われる事もある。

【議長の思惑】
今回、議長国はとりわけイスラエル軍の撤退を積極的に推進しているように見受けられる。議事進行においてもPLOにWP提出を認めたりと寛大な処置が目に付く。そのために第1会合ではイスラエル大使と「PLOのことをパレスチナと呼ぶか否か」という問題に関して公式会議中に議論したほどである。

議長は本来のタイムスケジュールに従い、第1会合中に議論のための議論を終了させたかったのではないか? そのためにひとまず議論の方向性を決めようとしたのではないか?
だとしたら、その行動がまったく逆の方向、つまり会議を混乱へと導いたかも知れないことは皮肉としか言いようがない。

【何が問題か?】
まず、あの投票はそもそも何だったのか、ということが問題だ。あれは手続き事項であると議長は発言したが、正式な意味での手続き事項ではない。ぴんくを見てみればいい、非公式会合中の投票行動など一行たりとて書いては居ない。つまり、あれは議長が議長裁量に基づいて「手続き事項である」と定義した投票なのだ。

だとして、あの投票は何を決めたのか?

あの議題は、「安全保障の問題を話し合い、それが決着した段階でイスラエルの撤退に関する話し合いをする」というものだ。だが、この文章すら正確性は危ぶまれる。なぜなら、書記が記録をとっていない、かつそもそも非公式会合中なので記録に残らないあの発言を後から確かめることはできない。

投票行動自体もあやふや、決まった事柄もあやふや、そして後編で述べるが、各国大使に対する拘束力もあやふや。さあ、あの最後の30分近くを大使達は何のために使ったのだろう?

後編に続く
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