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これは、模擬国連国立研究会(略して”くにけん”)の07年前期会議の様子をお送りするためのBLOGです♪
ライターはICU2年のこもりゃ&外大1年のエミリーです☆
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2007/07/07 (Sat) 00:04
会議レビュー 1

さて、それでは会議を振り返りつつ、何人かの大使に小森谷なりのコメントバックをさせていただこうと思います。

1年も2年も3年も関係なくコメントつけますが、あくまで小森谷の主観です。異論反論大歓迎ですのでコメント欄を活用してください♪

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2007/07/06 (Fri) 23:43
レビュー byエミリー

まずは、お詫びから。やる気満々で臨んだ会議でしたが、実質ルポとして参加したのは2回だけでした。それに、各国スピーチの要約も1回分しかせず、本当に情けない気持ちでいっぱいです。とくに小森谷さんには、多くの負担をかけてしまいました。すみません。



ところで、私は今回ルポとして外部から会議を楽しみ、(2回だけですが)気づいたことが2つあります。

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2007/07/05 (Thu) 01:14
ルポとは何だったのか?

はて、ルポとは何だったのでしょう?
これは、ルポのレビューです。

会議のまとめ、新入生のサポート、まぁ色々とやりたかった事はありました。それらがどれだけ出来たかは大使の方々の判断に任せるとして、ルポとしては「大使ではないけど、フロントでもない」という微妙な立場を楽しんでいました。

私は毎回、会議に望む際には「ここを楽しもう」というポイントを想定しています。今回はルポライターという仕事それ自体と、そして会議の中において「外部からの視点」を持ちながら会議に参加するという立場を楽しもうと思っていました。

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2007/07/05 (Thu) 00:49
退席ってなんですか?

退席とは何だろう? 一般的に国際会議からの退席とはその会議への不満や反対を示すものであり、その不満には議題や自国に対する外交儀礼の配慮がなされなかった、など様々なものが含まれる。
退席とは、一種の意思表示だ。それと同時に相手から何かしらの譲歩を引き出すための材料にもなりえる。前期会議冒頭からUSやイスラエルは自国の退席を材料に、議場に圧力をかけてきた。しかし、それは議場が「USやイスラエルの退席は望ましくない」と判断したからこそ有効な手段であって、もし退席になんら価値を認めていなければ、両者は何も言わず議場を去ったであろう。その意味で、両者に「退席」というカードを与えてしまったのは議場なのだ。
また、第7会合においては、両者は「次回会議に出席しない」という交渉材料を持ちかけた。これは退席をしてしまった後、さらに議場への影響力を行使するために持ち出した諸刃の剣である。だが、この発言を誘発してしまったのはEUやアラブの交渉であったことは間違いない。
議場で「USとイスラエルを会議にとどめよう」という暗黙の了解を作りあげたとき、議場はそのリスクを考えていたのだろうか?第7会合になって、突然USやイスラエルを無視する方向に会議が進んだとき、それがUSやイスラエルを追い込むことになる事に気がついた大使はいなかったように見受けられた。

2007/07/05 (Thu) 00:48
くにけんルポ レビュー

会議を振り返ってみよう♪
前期会議が終了した。合宿も含めて、どのような会議であったのかを振り返ってみたい。

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2007/07/03 (Tue) 00:19
まとめ

これまでの記事のまとめです。
右のカテゴリーもあるんですが、コラムとかはずいぶんいろいろあるので(;´▽`A``整理するためにまとめ用の記事作りました。

記事更新したら適宜追加して行きます♪

【合宿1日目】

くにけんルポ005-1
005-2はディレクの許可を得てから掲載予定
くにけんルポ005-3
くにけんルポ005.5
くにけんルポ006

【合宿2日目】
くにけんルポ007-1
くにけんルポ007-2
くにけんルポ007-3

【第4会合】
くにけんルポ004

【第3会合】
くにけんルポ003
くにけんルポ003.5

【第2会合】
くにけんルポ002
くにけんルポ002.5

【第1会合】
くにけんルポ001
くにけんルポ001.5
【補足】
ルポは、毎回会議冒頭に配っているのが001や002、会議終了後にBLOGにUPしているのが001.5や002.5です。


〔会合関連〕
第2会合を終えて パレスチナの自決権
第2会合を終えて アラブは何が出来るか
1stM 【前編】議論のための議論は十分か?
1stM 【後編】あの合意は紳士協定か?


〔会議行動〕
WPの出し方、使い方
WPって何だろう?
会議中、何をすれば良いの?
大使の発言には裏がある
模擬国連は何をする場所??


〔知識関連〕
総会の限界、安保理の限界
リサーチソース 決議とかとか
なんでフランス語?
リサーチってなんじゃ??

2007/07/02 (Mon) 00:35
ころころ変わる??

度重なる方針転換
 おそらく、合宿2日目の議場の動きを完全に理解している人は少ないだろう。
 朝、EUとアラブグループは合流するのでは無かったのか?それが失敗した後、USとイスラエルを除いて決議を採択すると決めたのではなかったのか?今、なぜ会期終了や会合終了で揉めているのか?アメンドメントの中身は?このたび重なる方針転換は何なのだろうか?それを主導した人間は、議場に対して十分な説明をしてきたのだろうか?
 その場限りの合意と、形ばかりの結論と、小手先の議論では何も変わらない。趣旨一貫した主張をしていたUSやイスラエルと比べると、サウジやUKなど会議の主導権を後半から握った大使達は十分なビジョンも提示できず、会議を混乱させただけのようにも見える。そして、それら全ての原因は「議論」をしなかったことにあるのではないだろうか?
 話し合うことなしに、合意を作ることは出来ない。いかなる場合でも交渉を止めてはいけないのだ。相手に交渉する気がないとしても、自分にその動機があるならば三顧の礼をもって相手に説明しなければいけないはずだ。それは単純に礼儀だとか、そういう問題ではない。交渉を続ける限り当初の目的を達成しうる確率はゼロではないが、交渉をやめたときにそれは無くなる。また、一度壊れた交渉のテーブルをつくり直すことは非常に難しい。
 会議で求められているのは、単に論理力やプレゼン力だけではない。意見の異なる相手との対話、それを行うための信頼関係の構築があってこそ、利害関係の異なるものたちの間での合意形成が出来るのだ。

2007/07/02 (Mon) 00:34
くにけんルポ 007-3(レビュー用

この会議の意味は何だろう?

大使として、個人として、学生として。この会議の意味は、あなたにとって何だったのか? 期末試験が近づくこの土日に、人によっては徹夜してまで頑張った意味は?

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2007/07/02 (Mon) 00:32
あめんどめんと

アメンドメントとは、議場に公式に配布されたDRを一部修正する作業のことだ。その過程で、フレンドリーとアンフレンドリー、そしてキラーアメンドメントに分けられる。キラーアメンド以外の区分は提出時にスポンサーが全員賛成するかしないかで分けることが出来る。
【フレンドリーアメンドメント】=スポンサーがアメンド提出に全員賛成
もっとも一般的なアメンドメント。修正案(アメンドメント)に対してDRのスポンサーが全員賛成している場合はフレンドリーとなる。通常、DRの多数派工作をする過程でスポンサーたちが一致してDRの修正を行った場合である。
【アンフレンドリーアメンドメント】=スポンサー一カ国でもがアメンド提出に反対
アメンドの過程で、スポンサーの一カ国でもDRの修正に反対したアメンドメント。修正案作成の過程でスポンサー内に分裂が生じた場合はこれになる。
【キラーアメンドメント】=スポンサー以外の国が提出
スポンサーでない国が、すでに提出されているDRの修正案を出すこと。この場合、当初のDRの主旨とは大きくそれる場合がある。
PS 上記のいずれのアメンドも、その元となるDRが議場に公式に配布されないと提出することは出来ない。
逆を言えば、一つもDRが提出されなければ、それに対するアメンドメントは提出できないのである。

2007/07/02 (Mon) 00:30
くにけん 007-2

野心的試みは失敗した

一連の会合はUSとイスラエルも合意できる決議を作ることを議場の目的としていた。そして、その試みは失敗した。理由は何だろうか?議場が選ぶ結論は何だろうか?

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2007/07/02 (Mon) 00:28
こんばいんって何?

仮に二つのDRと、それぞれを支持するグループがいたとする。そして、そのいずれもが過半数を獲得していないとする。このとき、互いの主張を盛り込み、互いに合意できない部分を削ったDRを1つ作ることにより、圧倒的過半数を獲得してそれを通すという方法が、一般的にコンバイン(合体)と呼ばれるものだ。
これは手続き事項ではなく、慣習的な方法だ。コンバインという名前も通称である。この方法の利点は、コンバインが成功すれば簡単に過半数が獲得できるという点だ。一方、問題となるのは互いに合意できる主張だけをまとめた結果、内容が薄いDRが提出されるという点。そして、もともと別々の方向性をもったDRをコンバインする場合、文言の方向性がばらばらになってしまい、DRの趣旨がわからなくなってしまう、という点だ。
コンバインを進める過程で問題なのは、手続き的にどの程度の文言変更が可能なのかという点、そして交渉の方法である。前者に関しては、文言変更が前文のみだとか、削除のみだとかいう制限がついている場合が多く、その場合新たな文言を追加できない場合もある。後者に関しては、例えば全員でどの文言に合意できるかを話し合う方法や、一部の大使に決定権をゆだねて少人数で分野や論点ごとに話し合うなどの方法がある。
いずれにしても、コンバインとは票集めの1つの方法である。必ずやらなければいけないものでもないし、自分達のDRの一部を修正して過半数がとれるのならばこちらのほうが労力は少なくて済む。必要に応じて使うようにしよう。

2007/07/02 (Mon) 00:27
くにけん 007-1

終着点は見えたのか?

合宿1日目が終了した。深夜コーカスの結果、どのような話し合いや変更が行われたのだろう?この会議の終着点はどこになるのか。アメンド締め切りまであと5時間。

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2007/07/02 (Mon) 00:21
くにけんルポ 006

議論のまとめ方を考える時だ

大枠ながらも同じレール上での議論が始まった。だが、これからの時間帯でもっとも懸念するべきは議場が紛糾して収集がつかなくなることだ。まとめ役の力量が問われる。

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2007/07/02 (Mon) 00:18
すぴーちがんばろう♪

スピーチは単語ごとに区切ってしゃべるより、ある程度のまとまりで喋ったほうが聞き取りやすい。たとえば「アイ ワント トゥー ドリンク」とバラバラに言うより、「アイワントゥー ドリンク」と言ったほうがわかりやすいのだ。
それと、「Thank you for your kind listening」という言い回しは存在しない。言うのであれば「Thank you for your kind attention」か「Thank you」のみでかまわない。
 合宿ではスピーチを多く聞く機会でもあるし、自分もスピーチする機会が多くある。この機会に人のスピーチをよく聞き、自分のスピーチによいところを取り込み、悪いところは直すように考えてみたらどうだろうか?
 特に、考えてほしいのはスピーチの「中身」である。自分が何を言いたいのかをあらかじめ整理し、それを効果的に伝える方法を考えてみよう。
PS 16時前に行われた非公式会合で、議論の枠組みが設定された。これは議論が進んだのだろうか?これににた合意は今までも何回もとられたのではないだろうか? なぜこれまでの合意が成功しなかったのかを考えて見るべきではないだろうか? 

2007/07/02 (Mon) 00:17
くにけんルポ 005.5

小手先の議論に意味はない

主張が違うことは問題ではない。問題なのは、互いの土台がどのように違うのかを理解しないことだ。文言上の小手先の議論では多数に支持される方針を作ることはできない。

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2007/07/02 (Mon) 00:13
こんせんさす?

近年の総会ではコンセンサスによって決議が採択される場合が多い。なぜなら、コンセンサスによって「どの国が賛成していないのか」があいまいになるからである。例えば、点呼式投票(ロールコール)で採択したら大量に棄権する国がいる決議は、そのままでは「一部の国だけが賛成している=国際社会の広い合意ではない」と見なされうる。一方、コンセンサスであれば「賛成していない国」が分からないので、漠然とではあるが国際社会の広い合意として認識される。
 さて、ここで現在の議場を振り返ってみよう。
 USやイスラエルも合意できる決議を採択しよう、という主張は理解できる。だがそれが現実的かというとNOだ。また、現在の議場でコンセンサスそれ自体を目指す意味は無い。USとイスラエルが合意できれば、別に多数決でも構わないはずだ。しかしながら国際社会の多数意見はPLO寄りであり、USやイスラエルの主張とは合致しない。だとして、この両者を刷り合わせることは可能なのだろうか?刷り合わせた結果はどのようなものになるのだろう?
 一つの仮説を考えてみよう。それは「USやイスラエルが合意できる内容は、PLOにとって不利なものだ」という前提の下に、総会で両者を含んだコンセンサスで一つの決議を採択したとする。結果は、むしろパレスチナ住民たちにとって受け入れがたいものになるだろう。国際社会はUSやイスラエルをパレスチナ人より重視した、イスラエルを支持した。そのように受け取られるかも知れないのだ。
 国連とは多国間主義を実践する場所だ。一部の国が間違ったことをしたなら、多数の力で断罪する。これがその本質だ。

2007/07/02 (Mon) 00:12
くにけんルポ 005-3

コンセンサスを追求する意味は?

第1会合から、イスラエルやアメリカは会議からの退席をちらつかせてきた。だが、この両者を取り込むことで議論は停滞した。両者の合意は本当に必要なのだろうか。

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2007/07/02 (Mon) 00:09
何のための会議?

何のためにこの会議をしているのだろうか? 議題を採択した理由はなんであったのか? あなたは、一国の大使として説明できますか? 私たちはこれからどのような議論をするべきなのだろう?議論を「暴力の停止」から始めるという合意は適当だったのか? どのような決議を採択するのか?その影響は? よい会議とは何だろうか? 決議が採択されればよい会議なのか? どんな議論が出来ればよいのか?

考えるために立ち止まっていてはいけない。考えながらも体は動かそう。
しかし、必要ならば立ち止まる勇気を持とう。

2007/07/02 (Mon) 00:08
現状を理解しよう

 07年初頭に成立したハマスを含んだパレスチナの連立内閣(挙国一致内閣といわれる)の施政方針では、治安の安定を最優先課題に掲げ、ファタハとハマスの対立の火種となってきた治安組織の見直しを進めると公約。国際社会との関係強化をうたう一方、イスラエルに対する抵抗運動を「パレスチナ人の正当な権利」と位置づけ、イスラエルによる占領終了まで抵抗を続ける方針を明記した。一方でイスラエルや米欧が要求してきた<1>イスラエル生存権の承認<2>テロ放棄――には言及していない。
 これに対し、アメリカやイスラエルは挙国一致内閣と交渉しないと公表する。


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2007/07/02 (Mon) 00:05
くにけんルポ 005-1

―第5会合― 議論の先は見えているのか?


第4会合で、多くの大使が議場が分裂していることを確認した。議論は進まず、今後の見通しも暗い。アメリカやEUが主導権を握る一方、議場全体がこの大きな問題点に気づいていない。

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